水
いわゆる母1人娘1人になった
ママは水がくさくて汚い町に
引っ越した
夜中に託児所に迎えに来るママ
くさい道をママと歩くのが一番幸せな時間
中学。
なんか知らないけどモノを食べたくなくなった
きらいきらい死にたいわけじゃないきらいなだけ
空っぽの洗濯機に入ってふたを閉めてすごすのが一番幸せな時間
ある日ママはせんせから電話で呼び出し食らう
ここからわたしの意識は常にママにつきまとう
せんせはなんて?
わたしの問いに聞こえたかのようにママが独り言
やせたかなぁ だってさ
ママはわたしをさがす
またあそこなんだろうな
ママは独り言
そうだよわたしはいつもそこよ
ママ知ってたんだ知らないふりしてたの?
この声だって聞こえない
わたしはいつもの洗濯槽の中
ママはすこしだけ慌てたけど、またいつものママに戻ってまた独り言
あらあら、これはちょっとまずいですね〜
わたしはママにまつわりついて今まで言えなかった言葉を吐く
吐いて浄化するんだ
…これも印象的な夢でした。