異世界

仲間同士の交信会だ

クリスタルのサポートやプロテクトなどなく


ティーンの男女が

野外でなにかとの交信を試みる


私は交信がうまいというより

体を明け渡しやすいだけなのに

何の防衛も知らない若者たちが

私をもてはやす


ある時私は会のおわりに

妙な低音ノイズと何人かの異変にきづく

変なものたちを何体か呼んでしまった、それは獣の群れのようだ


つい怖くなり肉体を置いて異世界の入り口に逃げる

しかしやつらは一斉にこちらに狙いを定めて追いかける


どうやら狼の群れのようだ


いつもの癖でフラフラしなければよかった…でもそのままいたらやられていたかもしれない


再飛行できずもうすぐ追いつかれてしまう、たすけて


龍だ 南国をたゆたう龍が

やわらかな風を運んで

やつらが飛散した


これも夢です。