リゾートバイトの恋人
私はどっかのだれかと
新婚だか同棲だか
始めたばかり
私たちの勤め先はリゾート施設
彼は竹細工だかを生業にしたいけどまだそれじゃ食えないから
リゾート施設でバイトをしている
私は正社員だから、すこし格差があって彼がコンプ持ってるのを知らないふりをしている
自ずと私の方が帰る時間が遅くなり彼は先に戻っている日が多くなる
砂浜ではしゃぐ観光客を脇目に
海を目で楽しみながら
すこし息苦しい愛の巣へ帰る
狭い1Kの部屋に着く
クーラーがゆるくきいていて
糸のこで切りかけの竹が机に置かれこれから調理をせんばかりの食材が流しに並べられている
シャワーを浴びる音がする
狭いベランダには
かわいくないユニフォームが2人分
風に揺れている
私は鏡を見る
私は髪が首のあたりで
無造作に切られたボーイッシュヘア
ってところで目が覚めた〜
自分の夢ながら続きがきになる。